塗装部 一級塗装技能士リーダー 須田剣治
質問
塗装代金の見積りを見られて人件費は、幾ら掛かっているのか気になられた事はありますか?
答
塗装代金の60パーセントが、人件費です。
それだけに、塗装工事に際して、自分の家の塗装工事には、どの位の技術力のある塗装工事の人が担当なのか凄く大事な事なのです。特に、高気密住宅構造の塗装は、単に汚れた物を塗り替えるだけでは無く、古くなった家の換気の再生という住宅構造の内容が解らないと出来ないのです。
又、塗装技術は、もともと、全てフリーハンドと言われる手仕事で、キャンパスに向かう絵を描くのと一緒です。絵で言うと有名な画家が描くと高額商品、素人が描くとただの絵と成ります。 そこまで行かなくても、短い期間でクレームの付くような工事と長期間美しく対応できる工事の差は、塗装工事人の塗装技術力と物件に合った材料選びです。
弊社の技能士は、社団法人日本塗装工業会、社団法人日本塗料工業会監修の塗装ガイドラインに準拠した知識を習得し、その証として厚生労働大臣認可の資格である一級塗装技能士資格を取得した一級塗装技能士です。
上記の基本を持って数々の有名文化財工事にも参加し活躍しています。
弊社の挙げる見積書には、必ず一級塗装技能士保証工事と明記され又、保証書には、現場を担当した一級塗装技能士も参加します。
一級技能検定合格証書
一級塗装技能士は国家資格です。
各種資格証
所有資格:特別職長、ゴンドラ特別教育修了、高所作業車運転、有機溶剤作業主任者
施工風景
塗膜の命は均一に厚く塗ることですが、絶妙の刷毛遣いと熟練の技が要求されます。
7つ道具
確かな技術、抜かりない仕事は腕次第・・・?
それは、もっともな話ですが、優れた職人技を裏付けるのが毎日使い、時には改良を施した愛用の道具たちです。
ここでは私、須田が自分の体の一部のように大事にしている道具をご紹介致します。
塗装前に屋根、外壁の汚れを落とす洗浄機です。近隣に配慮した「防音タイプ」です。
壁塗装、いわゆる「ボンタイル」仕上げに使う吹付け機です。
通常のエアガンとは違い、温風で塗料を吹付けるエアガンです。
充電式のエアレスガンです。コンプレッサーからのエアホースが無いので機動性に優れます。
ケレン(下地調整)等に使うヘラです。
道具ではありませんが塗装のもう一つの主役、塗料、つまり材料ですね。料理と同じく、 素材の良さを引き出すのも職人技の一つだと思います。
ローラーですね。最近は日曜大工で一般の方も使う機会が多いと思います。 刷毛しか無かった時代に比べて素人の方でも上手に塗れちゃいますが、プロの仕事はやはり奥が深いですよ。
そして、最後に紹介するのが塗装職人の命「刷毛」です。 私は或る有名な京都の塗装職人(マイスターの称号)の元で修行を積みました。 そこで塗装職人としての「刷毛捌き」に開眼させて戴いた、と自負しております
コーキング部リーダー 中田潤
この工事は、塗装施工後、外からでは、殆ど見えない部分ですが、
塗装する前の段階の重要な接合部分を作る仕事です。
この仕事に手抜き工事があれば、塗装の耐久期間が短くなったり、トラブルを起す原因に成ります。
私は、父の代から受け継がれたオート化学工業(株)の11工程方式のコーキング工事を基本に
正確な工事を心掛けています。
特に壁の間の目地工事の取替えについては、目地の単なる継ぎ足し工事や張替え工事では無く、
- 正確な目地外し
- 目地の裏のバックアップ材の確認
- バックアップ材付近に付着している湿気の除湿清掃
- マスキングテープの張り具合
- コーキング材が良くつくように良い材料のプライマーを塗る。
- 新築様の1日や2日で乾く材料では無く、ゆっくり乾き中々取れない約10日位の日数うが掛かるコーキング材料の正確な取り付け
以上6項目を守り、一級塗装技能士に良い仕事をして頂ける様、努力しています。
施工風景
傍目から見ていると簡単に施工しているように見えるかもしれません。
この道40年になりますが、1日休めば勘を取り戻すのに2日掛かると言っても過言ではありません。
それ程、コーキング施工は微妙な技を必要とします。
マスキングテープの貼り具合、コーキングの充填、ヘラ押さえ等、施工箇所の微妙な違いを
読み取ることができなければ、キチンとしたコーキングはできません。
防水塗装部リーダー(一級防水塗装士) 森本大吾
住宅の外壁塗装のベランダ
住宅のリフォームの再塗装には、不可欠なベランダの防水の再塗装がありますが、高気密住宅の防水塗装とは、(防水)、読んで字のごとく防水とは、大事なお家を雨水から守ると言う事です。
良く元が取れるまでという事で、ベランダに割れ目が出たり、黒くなったりしているベランダの状態を見ますが、それは、住宅構造に水が入っても、おかしくない状態ですので、早い目の工事をお薦め致します。
住宅のベランダは、アスファルト防水、ウレタン防水、FRP防水、シート防水などありますが、再塗装の場合は、特に下地の状態を良く理解し、再生し、それにあった塗装工法を選び、強固な住宅のベランダ作りを心掛けます。
オート化学工業株式会社シーリング工事認定士 太田幹久
午前中の作業を終えて満足感と心地の良い疲れでホットしている時です。
長い間コーキング技士として、オート社のシーリングの材料を納得して選んで参りました。
オート社の11工程を踏んだシーリング工事の内容は、皆様の住宅設計にとって最高の安心安全の保証者になります。
現場でこの工事についてご質問のある方は、又お声掛け頂ければ喜んでご説明致しますので宜しくお願いします。
高気密住宅、高断熱高気密住宅の為の塗装研究会旅行
住宅の塗装を考える時の参考プランとして国内では、東京、横浜方面は良く行きます。
住宅見学、ゴルフ、食事、ジャズクラブ廻り等、楽しい旅行となります。
高気密住宅チーフアドバイザー 君浦